HELMZ2012

CONCEPT

To survive the town, To create the moment, Speed cruiser is on.


ストリートとは新たな個性、表現が生まれる場所。

山からMountain Bike、サーキットからRoad Bike、 ストリートからSpeed Cruiser。

街をサヴァイブし、今をクリエイトする全ての人に。 

競技用の自転車が機能や数値を重要とするのであれば、 
街用の自転車には感性と想像力が必要である。 
高い走行性、安全性と数字では表現できない感性を持ち合わせる自転車。 

ブリヂストンの伝統、アパレルブランドnarifuriのクリエイティブにより生まれた
Speed Cruiser 「HELMZ」 

これが自転車の新しい価値観である。

HELMZ STORY

HELMZ Season 3, The reason and it's story.

HELMZ, THE REASON AND IT'S STORY.

ヘルムズの理由、歩み、そしてこれから。

 街をスマートに走り抜けるためのスピードクルーザー、HELMZ。そのスタイリッシュな存在感が最も大きな特徴の、街のための自転車だ。

 それまでの街乗り自転車は、いわゆるクロスバイクが主流。実際、使い勝手はいいのだが、そのルックスが端麗とは言いがたいものが多かった。そんな現状を打ち破ったHELMZ。それはブリヂストンサイクルが、自転車用アパレルを創るファッションブランド、narifuriと出会ったことから始まった。

 自転車に乗るときも品よくありたい、という想いを服として表現し続けるnarifuri。品のある街乗り自転車を求めていたブリヂストンサイクル。自転車ファッションのプロと、自転車造りのプロ、二者の想いは同調する。narifuriのデザイン力とブリジストンサイクルの品質で、服ではなく自転車を造れば、街のための品格のある自転車はおのずと生まれるはずだ。

 出会いからHELMZの誕生まで、およそ1年半。どんな自転車なら、品格があると言えるのか。街乗り自転車に必要な要素とは、そぎ落とすべき要素はなにか。制作期間内の多くの時間は、そのコンセプトを明確にするために費やされた。

 narifuriの理想とするフレームデザインを、エンジニア陣が、自転車のあるべき性能を持つものに変更する。その現実的すぎる形状を、narifuriはさらに突き詰める。

 フレームだけではない。自転車を構成するさまざまなパーツの選択にも、こだわり過ぎるほどこだわった。チェーンリングは美しくなければならない。ホイールは良い乗り心地でなくてはならない。使いたいものがなければ、オリジナルでパーツを作った。街乗りに理想のスタイルと走りを同時に実現するため、narifuriとブリヂストンサイクルは、走り続けた。

 そうしてHELMZは登場した。有機的で存在感のある形状、都会に合う落ち着いた色合い、そしてトルクのある優美な走り心地。販売当初は静かなスタートであったが、そのうちに、ファッション、デザイン、グラフィックといった、時代に敏感な事柄に関わる人々の間で評価が高まっていく。

 2010年の登場時には1車種のみであったHELMZは、続く2011年には、3車種へとその数を増やす。手の届きやすい価格に落とし込んだH10、ブルホーンバーを装着し10段変速へと進化したハイエンドのH1X。さらには小さめのサイズも制作され、まさにラインアップと呼ぶにふさわしいバリエーションとなった

 そして2012年、HELMZはさらなる広がりを見せる。自転車の魂とも言えるホイールサイズ(車輪径)を変更、小柄な女性にも乗りやすいよう、ロードバイクの700Cより一回り小さい650Cモデルを登場させたのだ。

 カラーリングの思想にも変化があった。ブラック/グレーのトーンを、極限まで突き詰めることを目標としたのだ。新たに加わったカラーリングを見てみよう。黒に見えるほど濃いガンメタリックの《アンバーブラック》。納得がいくまで何度も色出しを繰り返した黄みがかったガンメタリック《マットガンメタ》。細かな見え方の違いへのこだわり、それがこれからHELMZの大きなテーマとなる。ブラックの同色系カモフラージュ柄をサドルバーテープに採用したのも、その現れだ。

 さらに、完成車としてだけではなく、HELMZフレーム単体での販売も始めた。HELMZを、自分好みにカスタマイズして乗るユーザーも多く、であればフレームとして入手できるようにし、ゼロから自分好みのパーツとスタイルで組んでもらおう、という試みである。フレームだけではなく、オリジナルで造ったホイールなどの周辺パーツも、個別に販売されていく。

 HELMZが時代に合致したのか、時代がHELMZを求めていたのか。どちらにせよ、HELMZは進化し、増え続けている。あるいはそれは、ラインアップの増強という枠を超えた、新たなブランドとして飛躍するためのステップなのかもしれない。

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